「四十肩・五十肩」って何?正式名称と改善のポイント
2025/07/12
「肩が痛くて腕が上がらない」「夜になるとズキズキして眠れない」
40代・50代の方がそんな症状を感じたとき、多くの人が思い浮かべるのが「四十肩」「五十肩」ではないでしょうか。
これらは、実は俗称であって、正式には**「肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)」**と呼ばれます。
名前からもわかるように、肩の関節の周りで起こる炎症が原因で、動かしづらさや痛みを引き起こします。年齢によって呼び方が変わるわけではなく、40代で発症すれば「四十肩」、50代なら「五十肩」といった具合に、世代的な表現で使われているだけです。
肩のどこが悪いのか?実は部位によって症状が違う
「肩関節周囲炎」と一口に言っても、痛めている部位によって細かく分類されることがあります。たとえば、
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関節包(かんせつほう)に炎症が起きている場合
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腱板(けんばん)と呼ばれる筋肉の腱に損傷がある場合
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上腕二頭筋の腱に炎症がある場合
それぞれで痛みの出方や動かしづらさの特徴が異なります。
とはいえ、日常生活でどこに問題があるのかを正確に判断するのはなかなか難しいもの。だからこそ、専門的な検査や評価が重要になります。
四十肩・五十肩には「炎症期」と「拘縮期」がある
この症状の経過は、大きく3つのステージに分けられます。
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炎症期(えんしょうき)…この時期は強い痛みが特徴です。安静にしていてもズキズキ痛み、夜間痛が出ることも多く、肩を動かすのがつらくなります。
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拘縮期(こうしゅくき)…痛みがやや落ち着いてくる一方で、肩関節の動きが悪くなります。腕が上がらない、背中に手が回らないといった動作制限が顕著になります。
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回復期…徐々に肩の可動域が広がっていき、日常生活も楽になっていきます。
この中で最も注意が必要なのが「炎症期」です。
痛みが強いからといって、無理に肩を動かすと症状が悪化する可能性があります。反対に、完全に安静にしすぎても、後の拘縮期で動かしにくさが長引くリスクもあるため、バランスが大切です。
炎症期の対応が、回復のカギを握る
実は、炎症期の過ごし方や処置の仕方によって、その後の回復スピードが大きく変わることがあります。
炎症期早期に専門的なケアを受ければ、炎症期を短く抑えることも可能です。
例えば、
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背骨や骨盤の矯正によって、正しい姿勢に導くことで肩関節にかかる負担を小さくする
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炎症を悪化させない姿勢指導
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適切な冷却
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軽度な可動域の維持運動
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鍼灸や物理療法による痛みの緩和
こうしたアプローチを状況に応じて組み合わせることで、無理なく次のステージ(拘縮期)へ進むことができます。
拘縮期に入れば、施術の本格スタート
痛みが落ち着いてくる「拘縮期」以降は、積極的な施術やリハビリが可能になります。
可動域を広げるための運動療法や、肩甲骨・背骨・骨盤など全身のバランスを整えるアプローチを行うことで、肩だけに負担をかけず、根本的な改善を図ることができます。
この時期を過ぎると、日常生活の中で「あれ?気づいたら肩がラクになってきたかも」と感じる場面が増えてきます。
多くの四十肩・五十肩は「良くなるもの」と知っておいてほしい
「年だから仕方ない」「どうせ治らない」と諦めてしまう方もいらっしゃいますが、実際には適切な対応をすれば、ほとんどのケースで改善が可能です。
ただし、良くなるまでに半年~1年程度かかることもありますので、焦らず、症状のステージに応じた適切なケアを受けることが大切です。
もし肩の痛みでお困りのことがあれば、自己判断せず、ぜひ専門家にご相談ください。早めの対応が、回復への近道になります。
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まつだ鍼灸整骨院
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