まつだ鍼灸整骨院

自律神経の整え方

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自律神経の整え方

自律神経の整え方

2025/03/25

先日、自律神経の整え方を教えてと聞かれ、深呼吸をゆっくりとやってみてと答えました。

深呼吸の役割は、呼吸を落ち着かせて気持ちを安定させることです。

しかし、これは自律神経の二つあるうちの一つの副交感神経においての整え方で、

もう一つの交感神経では整え方が違ってきます。

 

そこで今回は改めて自律神経について考えていきます。 

自律神経は、人が生きるために1日24時間1年365日1秒たりとも休まずに働いています。

その働きを安定させるためには、規則正しい生活を続けることが大事です。

規則正しい生活とは、人の体、特に脳の働きが自然な形で無理なく行われる状態と考え、

それが日々繰り返されている状態です。

しかし現代社会では、それはままならず規則正しい生活を送ろうとしても、

他からの影響によってリズムやパターンは崩れます。

このリズムやパターンが良い意味で崩れる場合は良い刺激となって脳は活性し発達します。

しかし、悪い刺激となって脳に伝わると脳が委縮して働きが鈍くなっていきます。

いわゆる「ストレス」です。

悪い刺激が積み重なっていくと体調不良となって様々な病気の原因となっていきます。

そうならないために、自律神経を整えることが大事になってきます。

 

ではどうやって自律神経を整えるのかを説明していきます。

まずは、二つある自律神経の一つ副交感神経の整え方です。

 

★副交感神経の整え方(副交感神経は体や心を落ち着かせる神経です。)  

  ①『深呼吸』(出来れば腹式呼吸を)…ここでは、腹式呼吸で説明します。

   鼻から息を吸います。ゆっくりと5秒を目標に吸ってください。

   イメージはお腹を膨らませる感じです。

   次にお腹をゆっくりと凹ませながら5秒かけて口から吐き出していきます。

   これを数回から数十回続けてください。

   深呼吸をすることで、血流がゆっくりと安定すると副交感神経を落ち着きます。

   副交感神経が安定することがとても大事で、いろいろなことと関係しています。

   

  

  ②『ストレッチ体操』…ストレッチ体操には、二種類あり動的ストレッチ体操と

   静的ストレッチ体操があります。

   動的ストレッチ体操は、さあこれから体を動かしていきましょうと脳や体に信号を送る役割なので、

   自律神経のもう一つの神経の交感神経の動きを活発にさせます。

   

   今回は副交感神経を活発にさせたいので、

   ゆっくりとした動きの静的ストレッチ体操がメインとなります。

   ここでも大事なのが深呼吸です。ゆっくりとしっかり動かすことで筋肉の伸び縮みを大きくします。

   そうすると血液がゆったり沢山流れるようになり、ゆっくりと血液が流れると気持ちも落ち着き、

   沢山の血液が流れると体の全身に行きわたります。

   そうすると体の働きが安定し、痛めていたり弱っているところを修復します。

  

  ③『ゆっくりと食事をする』…要は咀嚼の回数を増やすことが目的です。

   急いで食べて咀嚼の回数が減ってしまうと、食べた物の分解・消化活動が鈍くなり、

   分解・消化活動で働く副交感神経に負担がかかることになりストレスを感じます。

   咀嚼回数を増やすと分解・消化活動がスムーズに行われるので副交感神経に負担がかからず

   効果的に働くことが出来るため体に優しいです。

  

  ④『音楽を聴く』…リラックスできる好きな音楽を聴いてください。

   そうすると副交感神経が活発に働き気持ちが落ち着きがます。

   しかし、好きな音楽でもテンポが速かったり激しい音楽は、

   交感神経が興奮するのでオススメできません。

  

  ⑤『笑う』…幸せホルモン・癒しホルモン(セロトニン)が分泌され副交感神経が働き、

   血流が良くなりリラックスモードとなります。

   ちなみに、一番効果の高い笑いは緊張から解放されて笑う時だそうです。

   例えば、隠れていて急にワッと言われてビックリして笑う時なんかが良い例かと。 

   

 

★交感神経の整え方(活性化)*交感神経は元気になる・やる気を出す神経です。

 

  ①『運動をする』…オススメはラジオ体操!

           ラジオ体操は全身の関節を使う運動なので、

           全身の血流が良くなり筋肉が温められて、

           動きやすなるので作業がしやすくなります。

 

  ②『香り』…柑橘系(レモンやオレンジ・グレープフルーツなど)や

        ハーブ系(ミントやユーカリ)の匂いを嗅ぐことで

        交感神経の働きを活発にさせる。 

        同時に集中力も高まる効果が期待出来ます。

 

  ③『食事』…いわゆるスタミナ料理‼

        しょうが・玉ねぎ・にんにく・ニラなどの

        辛味やパンチの効いた野菜を使った料理を食べることで、

        血流が良くなり交感神経が活発に働くようになります。

 

上記で自律神経の整え方を説明してきましたが、改めてここで重要なことは『バランス』です。

交感神経が活発になりすぎても良くなく、副交感神経が活発になりすぎても良くないです。

日々適度な刺激を受けて脳を日々活性させる。自律神経を整えるとはそういうことだと考えます。

 

ご質問や不明な点がありましたら、まつだ鍼灸整骨院までお問い合わせください。

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