冷え
2022/02/21
最近、患者さんからよく聞くのが、『冷え』たせいで膝を痛めたとか『冷え』て腰が痛くなったなどです。人の体で『冷え』で悪くなるのは内臓器官で、関節や筋肉を痛めることはありません。痛みを感じているのは、現在痛めているところや以前に痛めたところです。
では、なぜ冷えると痛みが出るのか。冷えただけでは痛みは出ません。筋肉を関節を動かそうとしてから痛みが出てきます。しかし、痛みの出るところと痛みの出ないところがあります。それは、現在も痛みが続いているところか、もしくは以前に痛めたところが治りきっていないか、昔の古傷となります。そういうところには、痛み感じさせる発痛物質があり、筋肉を動かすと発痛物質が刺激され痛み成分が分泌されて痛みが発生します。そして、『冷え』たら痛いに繋がっていきます。
では、どうしたら痛みを出ないように出来るか。まずはしっかりと治すことです。寒さで体が固くなっている時は、急に動かさずゆっくりと少しづつ動かしましょう。深呼吸をゆっくり深く二度三度と行えばケガの防止にもなり痛みも感じにくくなるでしょう。普段から適度な運動を行って動きやすい体作りも大切です。そうすると『冷え』からの痛みからは開放されるでしょう。
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まつだ鍼灸整骨院
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