季節の変わり目は腰痛に注意を
季節の変わり目に、多いのがぎっくり腰 別名「急性腰痛症」。
そのぎっくり腰が起こるパターンを紹介します。
①夏の疲れが知らず知らずのうちに溜まり、体は徐々に限界に近づいていて
その体の変化に気づかずにいつものように運動や作業行うと突然の痛みとして出現する場合
②急に涼しくなっていつもしないようなことをした時、
しかし体は疲れの限界で、そこでの無理が痛みを誘発する場合
③疲れが残っていて、急な気温の変化に体がついていけず、
自律神経が乱れて運動がスムーズに行えず痛みが出現する場合
上記で共通しているのが「疲れ・疲労」 です。「疲れ・疲労」が溜まると、様々な心身の低下がみられます。
a. 心身のストレスにより生じた活動能力の低下 ⇒ 動きが減少して血液循環が低下
b. 思考能力の低下 ⇒ 体のケアに対しての意識の低下
c. 刺激に対する反応力の低下 ⇒ 体の変化に気づかず悪化させる
d. 注意力の低下・散漫 ⇒ 反応力が低下してケガをしやすくなる
e. 動作緩慢 ⇒ ケガになるような危ない動作に対応で出来ない
疲労を残さないためには、ストレッチ体操や少し汗をかく程度の軽い運動を行って血液の循環を高めることです。
血液は、栄養分を筋肉や各臓器に運び、筋肉や各臓器での不要になったものを回収する働きがあります。
この働きを活発に行うためには血液の循環を高める必要があるのです。
血液循環を高めるには、マッサージ・各種体操・運動などがあります。
「疲れ・疲労」が残っている状態なので、
効果的な順番は、①マッサージ ②体操 ③適度な運動 となります。
運動の後は整理体操で体を整えてください。
そして、まだまだ暑い日が続きますが、運動の秋・食欲の秋、楽しい秋を迎えましょう!