もっと知ってほしい筋肉の働き
姿勢を保持・安定
心臓に血液を戻す
衝撃から体を守る 代謝を上げる
他にも大事な働きとして、水分を貯蔵・免疫力を高めるといった働きがあります。
しかし、今注目してほしいのは、『生理活性物質を分泌する』という働きがあることです。
この働きが、運動をすることで起こる様々な作用に関係していると考えられます。
その生理活性物質とは、『マイオカイン』と言われる筋肉から分泌されるホルモンなどの一種で多くの種類があります。
マイオカインの働きは、筋肉量を増やす・肥大させる 筋肉の修復・再生 代謝を上げる 血糖値を安定させる
蓄積した脂肪を燃焼する 血管の老化を抑制する 骨量を維持して骨粗鬆症を予防する
他では認知症にも関係するとも言われています。
このマイオカイン(運動誘発性マイオカイン)を分泌させるには、運動することです。
反対に、運動しないと加齢誘発性マイオカインが分泌され老化を進めていきます。
さらに筋繊維に余計な脂肪がつきやすくなり、筋繊維が繊維化することで筋肉が固くなっていき、
心疾患や糖の代謝を悪化させることに繋がっていきます。
高血圧症や糖尿病や心肺機能が低下している人は、気をつけてください。
老化の進行を速め、持病を悪化させる加齢誘発性マイオカイン。
この加齢誘発性マイオカインの分泌を低下させて、
加齢誘発性マイオカインによる悪影響を防ぐためには、運動することです。
運動をすることで加齢誘発性マイオカインの分泌は減少し、運動誘発性マイオカイン(いわゆるマイオカイン)の分泌が高まります。
激しい運動を長時間行うことで、より多くのマイオカインが分泌されます。
しかし、急に激しい運動は体に悪く、ケガのもとになるでしょう。
軽い運動でもマイオカインは分泌されます。
継続して運動を行うことで、マイオカインを安定して分泌させることで健康な体を手にいれれるでしょう。
少しずつでも運動を始めてみませんか
もし、どうすればいいのかわからない方は、まつだ鍼灸整骨院にお問い合わせください
ご協力いたします。